|
◆2016年10月30日（日）19:13
女子校生とライギョ釣り？
|
 860 名前：...φ(・ω・`c⌒っ[sage] 投稿日：2016/10/13(木) 08:05:11.79
女子供はスピニングを使ってろ！
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
なんか釣りシリーズっぽくなってしまってますが。
たぶんこれでおしまい、かな？
というわけで、奈々たんには件の「安っすいリョービのスピニング」を使っていただきましたｗ
前回↓の「おジウジアーロ様デザイン」のベイトリールが持ってる釣具最高値なら、今回のスピニングは持ってたリールのやつで最安値のやつでしょう。
小学生の頃買った、釣具屋のワゴンセールでたしか500円もしなかった…かな？リョービの超廉価版スピニングリールです。
モデル名なんて覚えてないどころか気にもしてなかったんですが、今になってネットで検索してみると、「RYOBI LXOIR（ルクソール？）」なんてソコソコ洒落た名前が付いてました。
なんか中国の方のオークションサイトだと、ヴィンテージリールとか言っちゃって売りに出されてますが…おいおい；
このリール、何が凄いってなりふり構わず徹底させたそのコストダウンぶり。
ベイルとラインローラー（スピンして糸巻くところ）なんかは一体で、なんとひん曲げたハリガネ一本！キャスト（糸開放）と巻き取りを反転させて切り替えるギミックのクリックですら、このハリガネの靭性でやってのけてます。
そして、スプール（糸巻かれてるところ）はABSプラスチック樹脂のこれまた一体成型。うろ覚えですが、なんか簡単な構造でドラッグも付いてたような気もする。
ボディも凄いですね。さすがにここは金属のダイキャスト。
そして１本のネジで止められたプラ製のサイドパネルを空けると、ほんと必要最低限の部品構成。
なにしろこれ以上無いってくらいシンプルなので、まず故障のしようが無いし、故障してもすぐ直せます。
もちろんリール巻きも、フリーと片方向巻きの切り替えもスイッチで可。
これだけ究極的にコストダウンしていても、いちおう通常のスピニングの機能をオミットせずすべて備えていて、ちゃんと使えるというのは、さすが昭和の日本製、というべきなのだろうか。
小学生の頃はこれだけで、淡水のリール釣りは網羅しまくってましたねぇ。安くて壊れないから惜しげもなく使い倒せました。
リール単体で釣った魚の数は、こいつがいちばん多いんじゃなかろうか？
まさに初心者小学生にはうってつけの安リールでした。
しかし、今じゃちょっと他の釣り人がいる場所じゃ使えないですね。これが売ってた当時じゃ普通だったのですが、リールを巻くときのラチェットの「カリカリカリカリ…」って音の大きいこと大きいこと！
（昨今のリールは静音になってるので、巻いても音がしないです）
いまこれ使ったら、恥ずかしげもなく釣り場に鳴り響くラチェット音で注目の的になること間違いないでしょう！
あ、雷魚ライギョ。
さすがにシンプル＆頑強なこのリールでも、万が一雷魚なんかを引っ掛けたらまず無事じゃいられないと思います。ハリガネベイルは間違いなく吹っ飛び、スプールも歪むんじゃないかと。コストパフォーマンスの限界というやつでしょうか。
自分がスピニングで雷魚引っ掛けた時は、これよりも大分高価な（それでもやや安物だが）シマノのスピニングだったのですが、それでもガタついたし。
ライギョはなぁ…釣れて大きければそこそこ自慢にはなるのですが、装備と覚悟を固めていかねばならない。
カジュアルでライトでチープな釣りに興じることが多い自分にとっては、不意にかかるとちょっとした事故に出くわしたぐらいのパニックに陥ってしまうのでした。 | | |
