◆2008年06月18日(水)22:34
東方スレ・11
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すんませんね東方ばっかで。いえ、単に自分が絵ぇ描いてる時間以外はもう緋想天どっぷりですので。 コレはまぁ…アレですね。今巷で騒がれてる「金色のガッシュ」の作者氏が、小学館の編集者の不当な振る舞いに喝を入れるべく、訴訟を起こしてるアレの絵のパロディです。 (ファンの人に怒られねぇかな??だ、大丈夫だよねきっと…)
この問題は漫画に限らず、娯楽産業界全体に及ぶもので、かなーり根が深いものですね。 是非はともかく、これに声を上げるということはほんとに、相当な覚悟と勇気が要るものだと思います。
長年こういった業界に身を置いていると、こういう歪な構造はもう「仕方が無い」的諦めと慣れで一人一人が我慢してしまいがちです。しかしそのままで良いわけがないというのも知っている。んだけどもどうしようもない。 「それはべつに娯楽産業以外の全ての業種でも同じなんじゃない?」 と云われる方もおられるかと思いますが、遊具やおもちゃのように実体の無い、いわゆる「コンテンツ」的な娯楽産業でこれは、より深刻なものだと思います。作り手の「モラル」以外、自浄する要素が全く無いんですから。
酷いモノを世間に出したところで、それで実際に人を傷つけたり殺したり生活を圧迫したりはしないですからね。心を傷つけられた?どうせ遊びでしょ?だったらやめれば?で問題無いんです。売ってしまった時点でその商売は成立。勝ち。おしまい。 ようするに、モラルが腐れば作家ばかりでなく消費者も足もとを見られてしまうわけなんです。
昨今の東方プロジェクトの盛り上がりはこの問題と無関係では無いと自分は思いますね。「信頼」と「誠意」、「創作したい情熱」と「楽しませたい心」…。 そんな基礎的なあたりまえの要素は、本来なら商業大手こそが大事にして然るべき肝心な「コンテンツ」だったはずなのに、それがそこに無くなってしまっている。 じゃ何処に行ったのよ?と見回したら同人業界にあったと。そういうことなのです。 | | |