◆2021年04月11日(日)20:28
オートマグ・MODEL D
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新生オートマグ…いや、MODEL A(初代)からの継続名だから新世代オートマグになるのか。
過去のオートマグを改修して、再びロンチされたオートマグ。 無論「オートジャム」の汚名をしっかり返上した上での新たなる船出は、昨年のパイソン2020よりも順風満帆のように感じられますが、ここに来るまでの経緯がまた、紆余曲折を経た苦難の道のりだったのでした。
Gunプロ誌でまばらにレポートされてた2年間でしたが、その間旧型のMODEL A,Bはともかく、新生だけでプロジェクトチーム分裂劇でのMODELC,Dと、1モデル送っての新生ロンチ。 旧型の在庫パーツを改修するのではなく、不具合をハイスピードカメラなどを使って徹底解析。1から設計を見直し、オートの心臓でもあるマガジンまでまるまる新造。 いやはや、ここまで来るともはや損得を超えた執念まで感じさせる凄まじさです。
パイソン2020では全体的に新生パイソンとしては相応しいとは思いながらも、細部々々ではちょっとここはなぁ…でも仕方が無いよなぁ…という部分が残ってしまっていたのは否めませんでしたが、オートマグMODEL Dにはそんな隙が無いですね。 細部に至るまで「前よりも良い」。 一挺14万円もする超高級銃とはいえ量産製品で、往年の名銃の継承としてこれはなかなか大手メーカーでも容易に出来ることでは無い、凄い事だと思います。
あとは個体数が順調に増えてレポートされ、新たな評価が与えられていくのがとても楽しみですね。 | | |